空飛ぶ円盤ブルース

両隣外によるブログです。

懐メロ発掘24時 「BREAK AWAY」

この間寝る前にふと、曲の断片が頭に響いてきた。

アップテンポなピアノが転がるように短いフレーズを弾く瞬間だ。

 頭の中でループ再生になっている。うーむ止まらない。

なんだっけこの曲…と3分程くるくる考えると、中学生の頃に聴きまくっていたバンドが演奏していた曲だと気づく。

そう。確か「BREAK AWAY」という曲だ。サビで「ブレーアウェー!」って叫んでたし。

この曲、今考えると確かカバーだったなあ…女の人が歌う別バージョンをどこかの店でかかっていたことがある。

オリジナルは誰だったんだろう。

 

当時youtubeは無かったが、今はある。

調べてみるといくつか動画が。

これがオリジナルか!?


Tracy Ullman - Breakaway - YouTube

1983年?か…映像も「これカバーですよ」感を出しているし、これがオリジナルでは無いはず。

 

さらに調べるとどうやらこっちがオリジナル。


irma thomas - breakaway - YouTube

アーマ・トーマス (Irma Thomas)が1964年に発表。

おお!ニューオリンズの人だったのか!

この人、オーティス・レディングOtis Redding)やローリングストーンズ(The Rolling Stones)が曲をカバーしていて、本人よりそっちのが有名なようだ。

(その後気になったのでこの曲が入っている初期ベスト的なアルバムを購入。

イントロで歌とドラムがユニゾンで(!)ニューオリンズ的な「ズッタか」としたリズムを刻む曲があったりして楽しかった。)

TIME IS ON MY SIDE

TIME IS ON MY SIDE

 

中学生の自分が聴きまくっていた「BREAK AWAY」が実はニューオリンズ発だったとはちょっと驚きだ。

しかしバンドのアレンジを聴く限り、アーマ・トーマスのカバーというよりは一つ目の動画のトレイシー・ウルマン(Tracey Ullman)のバージョンのカバーという意味合いが近いかな。そうかオリジナルはアーマ・トーマスで、バンドがカバーした元はトレイシー・ウルマン版だったんだな…

(実はこの1983年のトレイシー・ウルマン版がおニャン子クラブのあのヒット曲の元ネタという話もあるらしい…(Dannaさんの記事http://ameblo.jp/daddyplaystheashtray/entry-11213354499.html))

アーマ・トーマス版

トレイシー・ウルマン版

おニャン子クラブ版)

といくつかこの曲のバージョンがあるが、個人的には中学時代に聴きまくって刷り込みバッチリ、一瞬聴いただけで身体が反応してしまう、このバンドの、このバージョンには、敵わない…

10年以上の時を経て、特にきっかけも無く、頭に突然入ってきてループしだしたこのバージョン…

お!youtubeにもあるじゃないか!

そう。

 

 

SNAIL RAMP版。

これだ!!!

 

このバージョンの1:11から1:14までの3秒間!

この部分が10年以上経って突然ループ再生されるってw

うーむ人間って不思議

そう結論してその日は眠りに着いた。