空飛ぶ円盤ブルース

両隣外によるブログです。

癒し系MG's

 


Booker T. & The MG's - Booker-Loo (1968) - YouTube

ブッカー・T&ザ・MG's(Booker T. & the M.G.'s)がライブでロックバンドみたいになってる!必要最小限の事しか演奏しないスタジオ版しか聴いた事が無かったので衝撃!

3:00辺りからが…これはこれで良いなあ。。。

 特にベースのドナルド・ダック・ダン(Donald "duck" Dunn)は、あご髭や全身からグルーブが溢れ出している様。こういうの観ると癒されるw

 

ちなみにスタジオ版はこちら。激渋。


Booker T. & the M.G.'s - Booker Loo - YouTube

懐メロ発掘24時 「BREAK AWAY」

この間寝る前にふと、曲の断片が頭に響いてきた。

アップテンポなピアノが転がるように短いフレーズを弾く瞬間だ。

 頭の中でループ再生になっている。うーむ止まらない。

なんだっけこの曲…と3分程くるくる考えると、中学生の頃に聴きまくっていたバンドが演奏していた曲だと気づく。

そう。確か「BREAK AWAY」という曲だ。サビで「ブレーアウェー!」って叫んでたし。

この曲、今考えると確かカバーだったなあ…女の人が歌う別バージョンをどこかの店でかかっていたことがある。

オリジナルは誰だったんだろう。

 

当時youtubeは無かったが、今はある。

調べてみるといくつか動画が。

これがオリジナルか!?


Tracy Ullman - Breakaway - YouTube

1983年?か…映像も「これカバーですよ」感を出しているし、これがオリジナルでは無いはず。

 

さらに調べるとどうやらこっちがオリジナル。


irma thomas - breakaway - YouTube

アーマ・トーマス (Irma Thomas)が1964年に発表。

おお!ニューオリンズの人だったのか!

この人、オーティス・レディングOtis Redding)やローリングストーンズ(The Rolling Stones)が曲をカバーしていて、本人よりそっちのが有名なようだ。

(その後気になったのでこの曲が入っている初期ベスト的なアルバムを購入。

イントロで歌とドラムがユニゾンで(!)ニューオリンズ的な「ズッタか」としたリズムを刻む曲があったりして楽しかった。)

TIME IS ON MY SIDE

TIME IS ON MY SIDE

 

中学生の自分が聴きまくっていた「BREAK AWAY」が実はニューオリンズ発だったとはちょっと驚きだ。

しかしバンドのアレンジを聴く限り、アーマ・トーマスのカバーというよりは一つ目の動画のトレイシー・ウルマン(Tracey Ullman)のバージョンのカバーという意味合いが近いかな。そうかオリジナルはアーマ・トーマスで、バンドがカバーした元はトレイシー・ウルマン版だったんだな…

(実はこの1983年のトレイシー・ウルマン版がおニャン子クラブのあのヒット曲の元ネタという話もあるらしい…(Dannaさんの記事http://ameblo.jp/daddyplaystheashtray/entry-11213354499.html))

アーマ・トーマス版

トレイシー・ウルマン版

おニャン子クラブ版)

といくつかこの曲のバージョンがあるが、個人的には中学時代に聴きまくって刷り込みバッチリ、一瞬聴いただけで身体が反応してしまう、このバンドの、このバージョンには、敵わない…

10年以上の時を経て、特にきっかけも無く、頭に突然入ってきてループしだしたこのバージョン…

お!youtubeにもあるじゃないか!

そう。

 

 

SNAIL RAMP版。

これだ!!!

 

このバージョンの1:11から1:14までの3秒間!

この部分が10年以上経って突然ループ再生されるってw

うーむ人間って不思議

そう結論してその日は眠りに着いた。

The Reels

先日サウンドクラウドで知り合ったオーストラリアの人から、オーストラリアのポップスを教えてもらった。

いくつか教えてもらった中で一番良かったバンドがこれだった。


The Reels - Quasimodo's Dream (slow version ...

 

The Reels。

70年代後半から90年代初頭まで活動し、一度解散してから2007年に再結成をしてるバンドのようだ。

オーストラリアでは結構有名なバンドらしく、上記の『Quasimodo's Dream』はかなりヒットしらしい。美メロにほんのり絡むニューウェーブ風味が効いていて、何度も聴きたくなる良い曲だ。

 

こんな曲も。


The Reels - After The News (1980) - YouTube

この曲80年なのでトーキングヘッズ(Talking heads)のアルバム『Remain In Light』と同時なのね。

 

その後82年にはバートバカラックBurt Bacharach)作曲のこのナンバーをカバーしてたりもする。


The Reels - This Guy's In Love (1982) - YouTube

 

動画は見つからなかったがアルバムではハーパーズ・ビザール(Harpers Bizarre)の曲『Me, Japanese Boy』もカバーしているよう。

原曲はこちら


Harpers Bizarre - Me, Japanese Boy - YouTube

 

こうして曲を並べると、なんともポップセンス溢れる良いバンドなことが分かる。

ただこのバンド、本国オーストラリアでもCDやレコードを見つけるのは難しいそうな笑

amazon.jpにも無かったので、日本で手に入れるのはなんとも難しそう…

 

 

邦題『世界は日の出を待っている』

先日ニューオリンズジャズの演奏会で聴き、いい曲だなーと思った『The World Is Waiting for the Sunrise』(邦題『世界は日の出を待っている』)という曲。
作曲が1919年なので100年近く昔の曲なのか…

The World Is Waiting for the Sunrise

このLes Paul & Mary Fordバージョンがヒットしたようだ。
うーんどういった状況なのか良く分からない曲の始まり(笑
レス・ポールは奥が深すぎる人なので、聴き応えのある人だ。
歌手で奥さんのマリー・フォードとやってたテレビショーからの映像の様子。

Del Casher "The World is Waiting for the Sunrise"

バンジョーで弾きまくり。そして笑顔。

Banjo solo" The World Is Waiting For The Sunrise"by Ken Aoki

日本人バンジョーで弾きまくり。そして凄みのある笑顔(笑
心底バンジョーが好きなのが伝わって来て嬉しくなる。

The World is Waiting for the Sunrise with Lots of Effects

謎のグラサンおじいちゃん(?)Featureman さんによるバージョン。
これもかなり楽しそうだ(笑

癖のある人が好む曲なのか?と思ったら、この曲は100以上の録音のバージョンがあるそうな。むむむ。
思わずみんながカバーしたくなる、いい曲だ。
メモメモ。